今は、英国と時差が9時間あるので、これを書き込む頃の時間は、日本時間ではいつも深夜になる。共時的にライブで交信する(携帯電話などで)のは、限られた時間帯になる。それでもかつての国際電話を公衆電話からかけた時代とは様変わりだ。(ちなみに、この国も時代の変化と財政合理化の両方で公衆電話は激減した。郵便局も同様だ)
11月6日 (木) この日は、あわただしい日だった。午前中は、ラッシュしているメールの応答などにかなり時間をとられた。午後は、社会的企業、高等教育の事情についての調べものといくつかの書き物で終わった。夕刻前に急いで、宿舎に戻る。夕刻、コリンとキースと一緒に、近くのアルカデイア(Arcadia)というエールとビア、ワインを出すバーで会う約束をしていた。コリンとは、3年ぶりだ。土産や拙著を渡す。この日は四方山話と、僕の調査のことでの話だ。地ビールというのか、いくつかのブランドで乾杯する。ヨークシャー限定のブラックシープというビター、さらにすごく限定醸造の名を忘れたが他に2種類を幾杯も乾杯する。話題の中には、地元産で歴史のあったテトリービア(1822年創業)が歴史を閉じて、カールスバーグ(デンマーク)に吸収され、従業員の首切りがあったこと、アメリカのオバマ大統領誕生のこの地での受け止め方(三人とも歴史的文化的意味での転換だという認識で一致)、などから始まり多くのことが話題になった。酒の話だ。本音も出る。興味ある話も多かったが、詳しくは省略する。僕の、調査対象や人物についても有益な示唆や助言も多かった。来週、それらにとりかかることになろう。
コリンはWEAを定年で辞めて、組合関連の仕事はあるが、やや自由な生活。来週は、会議があって、フランスに行くという。
キースも、今年7月に大学を早期退職。彼のことは、これまでこのブログでも書いてきた。来週は、ロンドンメトロポリタン大学でのプロジェクト研究で、月曜ー木曜は不在という。退職後も、二人とも本来の意味の仕事をしている。
11月7日 金
今朝は、雨上がり。
林檎の木に、まだ青い林檎がぶらさがり、ときどき落ちた林檎をリスなどがねらっている。
金曜日の、今朝は、食事後は、まず洗濯をした。明日土曜に、キース、コリン、それにキースの家に数週間滞在しているスウエーデンの留学生2人と一緒に,5人でヨークシャーデールのウオーキングに行くことになったので、予備をつくっておく必要が生じたからだ。洗濯機やコインランドリーがないとつらいのだが、割り切って考える。それらを終えて、大学に。時間が多少遅くなったので、今日はバスで行く。隣席に若いアジア系の男女の学生。多分そうかなと思ったが、話が聞こえてくると日本人学生だ。留学中なのだろう。中国、韓国、日本人はそれとなく雰囲気で分かる。日本人学生は、多少増えたとはいえ、まだまだ数が少ない。
大学前のBlack Well書店で、5冊の本を買う。100ポンド近い出費。
午後は、メール応答の後、添付などで送るものは送り、その後は調べもので終わった。
途中携帯にメール。名古屋の娘MOEからだ。北海道のジャガイモを送った礼だ。英国にまだ行ってないの?とある。出かけるときに言ってなかったかな。英国からだと返信を送っておく。
明日はウオーキング。晴れるかな?
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