疲労と寝不足、寒気の続く日々が、風邪を呼び込んだようだ。 医者の処方の 風邪薬で、頭は霞がかかったようで、眠気が終日続く。日中は、何とか最低限の仕事は行うが、気力が続かない。体力回復と休養が必要なのだ。 近くの図書館からサラ・パレツキーの『ブラッデイ・カンザス』を借りてきて、仕事の合間に読んだ。ミステリー小説なぞは、時間の無駄使いという向きもあるが、まあ休むときにはそれでよい。もっとも、この小説はミステリーという趣向ではなく、サラの故郷を舞台とした骨太の物語だ。 先週は、気をつかう事柄がいくつかあって、精神的にも消耗した。
「北風小僧の寒太郎」ならぬ「風邪引き小僧の三太郎」状態で、先週は過ぎた。
少し、体調の回復を感じて、日曜の今日は、病みあがりの身ではあったが、体を動かすべくT川沿いを歩いた。雪一色の単調な景色が広がり、その殺伐さを埋めるべく歩きながら音楽を聴こうとした。しかし、ドジな性分。バッテリー充電が切れていた。これもかなわず、ひたすら、雪道の足下の注意と景色の中に身を溶け込ませて歩くのみであった。ま、それもよしとしよう。
歩くスキーをしている御同輩。
冬の水面の表情。
散歩者も少ないのか、犬を放しているひともいた。
冬の梢。
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