5月5日 子どもの日。祝日でGWの実質最後の日。
朝風呂、朝食後、早めに出て、大沼公園へ出る。
数年前のGWに2泊して,大沼を歩いたので、おおよその地理感覚はある。あのときは、帰路に駒ヶ岳ふもとの温泉に入って帰ったなと想い出す。
この日は、モーターボートに乗って大沼、小沼を周遊する。ボルボ製の船は馬力も強く快適だ。
遠方に駒ヶ岳が見える。
雲の切れ間から駒ヶ岳の雄峰が顔を出している。
大沼ではまだ、花々は開花には早い時期だ。
新井満の別荘が近くにあり、そこで書いたとされる「千の風になって」の記念碑が、大沼湖畔にひっそりとたつ。
次に向かったのは、松前城公園だ。いくらかの移動時間が必要だ。函館、木古内、福島町を抜けて行く。
途中のサラキ海岸では、眺望が良ければ、津軽半島の先端が望める.この日は、かすんで良くは見えない。
松前城公園に着く。さすがに、北海道の最南端、桜も本州並みの開花ぶり。ここでは,桜の改良が実験されており,実に数多くの種類の桜が咲いている。
松前城。
江戸彼岸桜。
公園の入り口近く。
枝垂れ桜。
ピンクの色が濃い。
桜資料館前。
桜に久しぶりに酔う。
公園内には寺社が多い。ここは松前神社前。
漁協青年部の大漁旗が興を添える。
桜に混じり,椿も鮮やかだ。
下の翁桜も奥ゆかしい。
津軽海峡を望む。
松前を後にして、次は江差に向かう。
江差は松前藩の繁栄の象徴のような地域。道内では歴史のある地域の一つ。
江差追分が有名だが、元は信州の馬引きの追分が越後から渡って、海の漁労の追分になったのだという。
江差では、各地区ごとに山車(江差ではヤマという)を持ち、祭りでは各町内が山車を引き練り歩く。祭りの時には、観光客、帰省客で人口は5倍になるという。これは山車会館のスライド資料。
同じく祭りの記録映像。
山車会館の実物展示。13の町内・地区毎に山車を持つ。そのシンボルが実にユニークというか、およそ有名な歴史人物であれば誰でも良いというのか、色々な人物が登場する。これも北海道らしさか?
江差追分の実演を聴く。唄っているのは、第29回江差追分全国大会優勝者の木村香澄さん。20年前の高校2年の時に優勝したという。日曜の朝、地元ラジオでパーソナリテイもしているという。やあ、歌は、歌詞が殆ど聞き取れないが、さすが本場の生の迫力。その歌声に圧倒された。哀切な響きに心の琴線が揺れた。実に素晴らしかった。
帰りに「江差追分名演集」というCDを求めた。
江差を後にして、後はひたすら帰路。銀婚湯を抜け、落部に出て、長万部から高速に乗る。渋滞もいくらかなくはなかったが、本州とは比べものにはならない。走りに走って、夜の9時前に帰宅した。
疲れたが、こういう日があっても良いと思った。
コメント
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