3月28日(日)
誰かが書いていたが、「気鬱」症候群なのか、気分が晴れない。
日曜日、机の前に座っているが、思うように仕事がはかどらない。
夕刻前に、雪の舞う状態が続いているが、散歩に出た。いつものように犬を連れての散歩ではなく、頭を無にして、歩くことにした。
豊平川沿いの道を単純に歩く。
耳には、イヤフォーンを通じて、新井英一の「道玄坂」、「眠る人」の低く野太い声がリフレインしている。
「この坂、上れば忘れられないことがある・・・この道歩けば思い出す・・・こんな夜思い出す・・
人はみなこの坂のよう、登りつめたり、下ったり・・・ 」
雪道を小1時間ほど歩いただろうか。
帰宅して買い物。
夕食は、今日もつくってみる。魚貝類、パプリカ、キノコ類、サフランを用意してオリーブ油をひき、米をそのうえにのせて・・・
そう。パエリアだ。
色んな場面で食したパエリアを思い出す。・・・そういえば、信州上田の無言館近くの壺屋のパエリアはおいしかった。あれは、どんなときだったろうか・・・
瓶詰めのオリーブ、白ワインを用意して、別の鍋には小ぶりの毛ガニをゆでた。
さて、気鬱は晴れたか? ????
我が内面も複雑だ。快を演出しても、それはそれ。
晴れない我が心は何なのか・・
我ながら、人の心は、そう単純でもなさそうだ。それを了解するところからしか進まないのだろう。
心の春にも、今少し時間が必要なようだ。
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