5月になった。
今日はメーデー。労働者の祭典でもある。シカゴの労働者の運動から始まって、各国に普及した。北海道では81回目を数える。今日は、土曜日と重なって、連休の中日でもある。参加者数はどうなるか、増えるか減るか心配でもあった。また曇天で小寒くはあった。しかし、風もない。まあまあの日和である。
メーデー集会会場は、自宅近くであり、オープニング行事時間に間に合うべく早足で急いだ。主催者発表では、全体では4500人程度。所属する組合では、OB,OGの年輪の会の方々も含めて40名程度の参加だった。来賓挨拶やデコレーションやプラカードの作品コンテスト、新しいうたごえ曲の紹介、上空からのセスナ機からの人文字の写真撮影、ニューヨークの国連でのNPT(核不拡散条約)再検討会議準備会合を実りあるものにするために、日本各地から1600名の署名運動に現地で参加しているメンバー(北海道の幾人から)の国際電話報告(時代は変わったなと思わせる)、そして各地の組合闘争事例の激励を込めた紹介など、盛りだくさんのプログラムが続いた。
今年は、デモ行進の順番が変更になって、先頭集団の一つになった。市内中心部を歩き、「なくせ失業と貧困!」「非正規・正規切り、リストラ人減らし「合理化」反対」「教育予算の大幅増額を」「官僚天下り」を禁止し、政官財の癒着をなくせ」「普天間基地の即時無条件撤去」などのスローガンを唱和しながら行進する。右翼の街宣カーなどの妨害もなく、スムースな行進であった。
雲行きが怪しいが、何とか終点まで天気は崩れなかった。
その後は、レストランに移動して、懇親会があり、和やかな交流となった。散会後、職場同僚と酔い覚ましのコーヒーを飲んで、談笑して別れた。
帰宅途上の公園と路傍の花壇にひっそりと春の花のつぼみが開きつつあった。そういえば、昨年のメーデーでは、桜が咲いていたことを思い出した。
今年は、寒の戻りで、開花が遅れている。青森が4月30日の開花だった。北海道のこの地に桜が開花するには、まだ1週間以上時間が必要な模様だ。
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