9月6日夜、モンゴルから札幌に戻った。
翌日からは、再び、自然とは切り離された社会的時間の渦に入り込む日々となった。
7日(火)は、校務上の仕事で、朝9時から4時過ぎまで、面接を行った。夕刻は、大学当局の教職員組合への不当労働行為での労働委員会への救済申立の第3回調査。結局9時過ぎまでかかった。疲労がつのるが致し方ない。
8日(水) 前夜から明け方近く、最終的な校正仕事をやり、ようやく終わった。(ある種の共同本だが、僕は、英文翻訳文章、韓国語から日本語に置き換えられた文章の日本語表現チェック、日本人の文章のチェックなど全体を、この間1ヶ月ほど合間をみてやってきた。その最後の全体チェック。ややシャドーワークだが、あえて責任上引き受けたのだ。細部は残るかも知れないが、少しほっとする。)朝10時の約束で、出版社にそれらを渡す。
お昼には、今月の出張のチケット等を、生協旅行部から受け取る。
夕刻は、疲労がたまってつらいが、「こどけん」例会の予約した部屋を開けて、討議に参加する。同僚がもう一人いると軽減されるのだが・・・。民間教育運動への実質的な(実務を含めた)参加には、院生も教員も近年皆消極的だ。業績主義か、多忙故か、分からない。ま、いいさ。僕は、僕だ。ただし、僕もこの日は気力が続かない。内容は、面白いが、明日明後日のことを考えて、体調管理も大事だ。この日は途中で失礼する。
9月9日(木)
この日から大学院入試。午前は担当がないので、10時から、これまた10月に刊行予定の共編著の本の最終校正打ち合わせを3人の編者で行った。多くの細かな内容点検を行い、最終検討結果を出版社に伝えることになった。Kさんに、細部の内容の要約を出版社に知らせてもらうことで散会。
午後には、これまた別の企画本の最終修正方向をSさんと協議し、合意。
大学院入試の専門試験の採点と協議を終えて提出。
夕刻からは、今年の合同教研集会の世話人・事務局会議。6時半から9時過ぎまでの会議。幾度かの継続審議の内容だが、集会の具体的な骨格や内容等が詰められたといえる。討議された内容は面白かったが、肉体的には、ぐったりとして家路についた。
9月10日(金)
朝8時半集合の大学院入試。面接口述試験だ。午後には、判定会議があった。
合間に、10月末から11月に変更した英国成人継続教育調査の日程や実務の調整作業を行う。
『人間と教育』という雑誌に書いた小論が67号に掲載されて、この日に郵送されてきた。
夕刻は、「子どもと教育文化 道民の会」の事務局会議。この日は8時過ぎに散会。内容討議で面白い内容もあったが略する。
帰宅すると、さすがに、この日はダウンだ。仕事にならない。
9月11日(土)
細君を、織りの工房へ送り、そのまま大学へ。教職関連本の自分の担当する章、節等の最終校正を行い終了。これまたほっとする。郵便局により、それらを送付し、急いで細君を迎えに工房に行く。
帰りに寄った生協の駐車場で、きのこ展を行っていた。
実に種類の多いこと、そして、猛毒のきのこと可食できるきのことの何と区別のつきにくいこと。
知識のないものにとっては、何とも不思議な光景だ。
さて、この週末もやるべき事が多い。「平板な執務でも、空疎な興奮でもなく・・」は確か戸坂潤の言葉だった。「着眼大局、着手小局」も、仕事の作法だ。今は、ツケを返すべく、ともかく、前へ進むのみだ。
先生、お忙しく、お元気そうですね。 先日はお葉書、ありがとうございました。 先生にメールをお送りしようとしましたが、戻って(受取拒否で)来てしまいます。 アドレスが違うのでしょうか? 私のアドレスを入れておきますので、よかったらアドレスを教えて頂けるとうれしいです。
投稿情報: taya naomi | 2010年9 月21日 (火) 06:07
taya naomiさん。その後、郵便レターもありがとうございました。案内いただいたブログも拝読。あの時代の仲間たちと、親子連れで交流を続けておられること何よりです。
お元気で。
投稿情報: 北の光 | 2010年10 月 5日 (火) 04:59