昨夜来の雨。
降り止まず、一日中雨音が続き、花々の開花も少しまちぼうけだ。
今日は、メーデー。労働者の祭典、社会アピール、団結の結集を示す日。遠く、シカゴの労働者たちが始めた記念日が、いまや全世界で取り組まれ毎年のこの日を祝う。
労働のありようの変動や、組合の組織化もかつてほどの勢いはないとしても、働く人々によって社会が支えられていることには変わりはない。
近くのN公園で開かれたこの地のメーデー式典とその後のデモ行進には,毎年職場の組合員の一人として参加してきた。今年も、雨だが参加した。
今年のメーデーは、日曜日、そして東日本大震災の起きた年。雨にも関わらず、参集者の数は昨年を上回っていた。人文字で「絆」(きずな)を描いての航空写真をとり、その後震災犠牲者への黙祷を行うことから式典は始まった。多くのメッセージ、労働争議で闘う人々、震災地への支援と義援金などの、挨拶や訴えがつづいた。
やや小寒い時間の傾聴時間があったが、皆例年よりも耳を傾けているのを感じた。
集会式典後、N公園から,市内中心部の解散地点まで 雨中行進した。その後、職場組合の懇親会。最年長は組合OBで、95歳の名誉教授の先生。雨中も行進をされ、その後印象に残るスピーチをされた。現役,OBを含め、50名を超える懇親会で、元気が出る集いだった。
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