今日は僕の○○歳の誕生日。
電脳世界の時代は、プロバイダーや航空会社から自動的に「誕生日おめでとう」メッセージが送られてくる。悪くはないが、さりとて、さほど嬉しいものでもない。メッセージは身近なところからが良い。
アラサーだのアラフォーだのに続いて悪のりでアラカン(around kanreki(60th birthday), でも僕の年代は、アラカンといえば嵐寛寿郎!という役者を思い出す)という流行りコトバを一時期聞いた。まさにその年代になってきたのか。
かつての時代と比べると、実年齢×0.7(?)が今の年齢だとか揶揄される。しかしいつまでも若くはない。確実に、体力・精神力(智力も!?)は落ちているのかしらと思うときもある。
昨夜は、埼玉の敬愛する友人(学年が一つ上の)から、この日曜日に名古屋で、かつての学生時代の仲間たちが集まって実に楽しかったとメールが届いた。所属した学部は異なるが、同じ時代の空気を吸い、青年期の喜怒哀楽を共有した仲間たちだ。僕もその場の雰囲気が眼に浮かぶようで、一気に懐かしい気分に誘われた。僕たち大学教員や医師、弁護士などを除けば、公務員、教師、企業などに職を得た人たちは、皆定年前後にさしかかり、第二の人生を歩み出している人も出てきている。元気なのは皆共通してるようだ。
誕生日の今日、連れ合いからは、ハンカチがくたびれているからと、三枚のハンカチーフセットをプレゼントされた。覚えていてくれてありがとう。
今日の夕刻は、組合と大学当局との団交。非正規職員の雇用の延長、処遇の改善などに絞って、大学の誠実な態度を求め、具体的な成果をめざす交渉である。大学内の非正規職種の人はいまや正規職員数を上回っている。人件費ではなく、物件費で処理される人々の処遇をいかに人間的なものに変えるのか。それが課題である。
誕生日の今日、またあらたな憤りの種が増えるか、軽減されるのか。
自分の心に問うてみて、一体何が正しいのか、判断できる、そういう良心をもつ誠実な管理者が少ないのが、この国の不幸の一つである。
今日の対応は、どちらに傾くのか。やや微妙な感触である。・・・
p.s.
大学に行くと研究室に小さな袋がドアノブにかけられている。
開くと、留学生のRKさんの僕への誕生日プレゼント。やはり、ちょっと嬉しくなる。RKさん。ありがとう。
Anezaki sensei. Happy birthday to you! Thank you for your regard.
投稿情報: | 2009年10 月20日 (火) 22:49
Anezaki sensei. Happy birthday to you! Thank you for your regard.
投稿情報: Yang, B. C. from Gongju | 2009年10 月20日 (火) 22:51
Yang B.C 선생님
Great many thanks for your kind message.
Yoichi. A
投稿情報: 北の光 light of the North | 2009年10 月21日 (水) 00:56
お誕生日おめでとうございます。
さる高貴なお方のご夫人と同じ
日なんですね。
23日にお祝い会したいです。
み。
投稿情報: mameko | 2009年10 月21日 (水) 01:09