12月6日(日)
昨日の轍を踏まぬよう、再度予定チェックして早めに家を出る。前夜、就寝が遅かったせいもあり、眠い。夜半は低気圧通過で冬の嵐のようだったが、明けてこの日はまずまずの天気だ。
この日の会議は、青年活動推進コーデイネーター養成事業(文科省委託事業)の中央フォーラム(2010年3月5-7日)の企画具体化の二回目の委員会。ほぼ同期日で全国青年問題研究集会(青研集会)が開催され、その棲み分け区別と関連の問題、今回の企画焦点などが論点だ。全国各地の委員のメンバーの日程調整もあり、日曜午後の開催というやや異例な時間となった。今年の仮テーマは、「若者が地域をつくる」だ。時代の焦点を主体的に受け止めての内容だ。3日間のプログラム、事前の各地での調査日程など、集中した議論を行った。主催者の日青協、日本青年館事務局(10人ほど)と研究者(この日は、7人)で17人ほどの会議だ。僕は、月曜の仕事もあり、あわただしい、日帰り出張となった。
昨年の内容は、以下の報告書に詳しい。
この日は3時から6時40分ほどの時間が正規会議で、それで基本骨格は決まった。まずまずとしよう。
僕は、帰りの飛行機の時間もあり、委員会メンバーでの夕食、その後の自由討議は参加せず失礼した。帰路のフライトは手荷物検査時の乗客の持ち込み禁止品の放棄同意に関するトラブルがあり、出発が遅れた。こういう乗客は、困ったものだ。従って、到着後の新千歳でのJRの接続のズレが生じ、帰宅は結局、夜の12時近い時間になった。帰路は、脇田滋著『労働法を考える-この国で人間を取り戻すために』(新日本出版、2007)を読み継いで帰る。週明けの組合の活動はあわただしくなりそうだ。
この日のように、あわただしい移動と神経が減る会議では、疲れないほうがおかしい。ぐったりだ。
以下はおまけ。この日の、日帰り札幌-東京移動の点景写真。
機中時間は、池澤夏樹の「ステイル・ライフ」という小作品を読み終えた後は、ひたすら眠る。
空港からは、モノレール、大江戸線を乗り継ぎ国立競技場前に着く、明治公園まではブラブラ歩きだ。競技場周りの小公園の風景は、まだ暖かな晩秋の風情だ。札幌とは、2ヶ月近い落差を感じる。
ひっそりと立つ国立競技場前の嘉納治五郎記念碑。この日は、明治-早稲田の大学ラグビ-マッチが開かれていたようだ。(帰宅後のニュースでは早大勝利を報道していた。道理で、会議会場の日本青年館の同じロビーでの早大ラグビー部のOB会だろうか、ずいぶんと盛り上がっていた)
明治公園では、錦鯉の品評会が開催されていた。ここは土日は何らかのイベントが多い。
この日の会議会場の日本青年館。1970年代後半に、全国の青年団の寄付によって改築建立されたが、今や、やや老朽化してきた。
赤い花は「山茶花」ではないでしょうか。私も先月下旬「東京庭園美術館」(旧朝香宮邸)の日本庭園でたくさん見てきました。先生のブログはいつも楽しく読ませていただいて、楽しく考えさせていただいております。向寒の砌風邪などお召しになりませんようご自愛ください。
投稿情報: 中村 至 | 2009年12 月 9日 (水) 08:19
ありがとうございます。山茶花か、寒椿か判別がむずかしいですね。それぞれに本やwebで検索したのですが、どちらでもあるようであり・・・
見たのは、背が低く、花弁の数、葉のぎざぎざ模様などで、寒椿に似ているような気もしますが、しかし、寒椿も広く山茶花の一種ですので・・・ご指摘の通りかもしれません。
この週末も東京出張です。
投稿情報: 北の光 | 2009年12 月12日 (土) 03:06