1月18日(月)からの1週間は、多忙だった。日誌風に記しておこう。
18日は、書類雑務その他院生相談。夕刻は、今年の北海道合同教育研究集会の企画計画について、世話人・事務局合同会議。昨年の総括を踏まえての、日程、内容、コンセプト、会計、組織化等の討議。一定の方向は出たかな。僕は、世話人と全大教北海道議長役を兼ねての出席。出席者は、各教員組合や、NGO、教育関係民間団体代表。フリースクール漂流教室のSさんと帰路少し歩きながら話す。雪で足下が不如意。車の走行は慎重を要する。なお、同日同時間に組合執行委員会があったので、そちらはこの日は欠席。帰宅後、翌日のいくつかの仕事準備で、ほぼ徹夜になる。
19日(火)この日は多忙だった。
午前は、国際大学協会(IAU)
http://www.adm.u-tokyo.ac.jp/res/res2/iau.html
はじめ外部評価委員の来訪を受けての大学の国際化についてのヒアリングとデイスカッション。
前日からの来学で21日までの日程のようだ。僕は、その内の一つのセッションでのプレゼンテーションと討議応答の役割。国内委員は1人で、後は海外委員(米国2、ドイツ1、カナダ1、豪州1、他のメンバー1人)だった。僕の稚拙な英語表現ではあったが、何とか印象に残るプレゼンにはなったようだ。大学の単純な応援防御型の内容ではなく、僕なりの批判的改革提言を含んだものを心がけた。担当のTさんから後日、好意的な謝意のメールを頂いたのは、嬉しいことではあった。
終了後は、夕刻の授業の試験問題印刷と先週のゲスト講師からの応答資料の印刷で、結構な量をこなす。TAのA君は、今日は都合で来れないとのことで、印刷作業を行うが、まあこれくらいは、以前はいつもしていたのだ。
午後には、修論審査の副査。この日は、中国留学生のCHさん。日本語の習得をはじめ、2年の間に、よく努力して調査(アンケート調査プラスインタビュー調査17人)を行い、対象としたテーマについて一定の基礎的解析を行ったのは、内容的に不十分な面もあるが全体として精進した成果が現れている。
夕刻、教職関係の講義の試験。三問の中での一つの選択。どうやら一つの問題に選択が集中しているが、あとの二つにも回答は少なからずあった。この採点は、今後の仕事だ。片付けを済ませて、研究室に戻ると、院生の○○さんが待っている。博論予備審査の修正論文の指導と、副査の先生方への連絡をこなす。帰宅する前に、修士入試の出願状況が気になるが、明日確認することに。帰宅後、この日はぐったりして仕事にならない。
1月20日(水)
修論発表会が続いている。午後は、全学付置センターの一つのRセンターの運営委員会。いわゆる学内委員会である。細かな報告と、名誉教授の推薦の件が主な案件。夕刻まで少し時間があったので、久しぶりに学内の理髪店に行って少し長くなった髪を切ってもらう。しばしのリラックス時間だ。丁寧な散髪やシャンプー、マッサージなどサービスは良い。値段も手頃だ。だが、客の入りが少ないようだ。学生たちは、どこで髪を切っているのだろうか?
研究室に戻り、様々な電子入力の雑務を行う。
夕刻は、「九条の会○○大学」の事務局会議。久しぶりに、会合をもつ。2月に講演会の企画を立てて、実行することになった。活動の現状についても話し合い、事務局の再編補充や、宣伝が必要だ。HPの更新も遅れたままだ。http://www.geocities.jp/hokudai_article9/index.htm
学生部会のメンバーも昨年度活躍した人たちは、卒業したりその他で再編が必要になっている。僕は、一昨年のサバテイカル研修で、事務局長を降りたので、今はS先生が担当だ。呼びかけ人や事務局の教職員も、数年の間にメンバーが入れ替わった。当初の賛同された方々にも新たに意見を聞くことも必要になっている。問題は、こういう地味なシャドーワークに参加を快くしてくれる方が減ったことだ。大学改革のせいか、皆個別的な課題をかかえ、忙しくなったのだろうが、いささか寂しい思いにもなる。ま、今いるメンバーが元気に活動を続ければやがて賛同者も出てこよう。(希望的観測か?)
全国的には各地及び各種の「九条の会」の活動は勢いが衰えていない。(詳しくは下記のHPを参照されたい。http://www.9-jo.jp/)
1月21日(木)
寒い。大寒の日の20日が寒気が緩んだせいか融雪状態であったが、今日はそれが再凍結して、車はスリップするのか大渋滞だ。この日は、修論審査が一件あった。長文の力作だ。この間、読むのに骨が折れた。その後は、学部ゼミ。日本人学生、留学生混在のゼミナールだ。この時間帯に、大学の非正規職員問題の記者会見が組合関係であったが(道庁記者クラブ)、授業の関係で出ることができない。夕刻は、今年度最後の非常勤出講先での大学院授業。終了後、帰路生協で買い物をして帰宅。夜半の仕事は、疲労で中途で終える。
1月22日(金)
午後は、中期計画委員会。夕刻、留学生の進路問題で、やや重い内容だが、相談を受ける。同僚の教員も参加し、その方向性を示唆する。
時間だけは容赦なく目の前を通り過ぎていく。そんな一週間だった。
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