卒論、修論発表の2週間が過ぎて、少し落ち着いてきた。
備忘録。
1月21日(金) 昼休み後、院生の研究上の相談と指導。午後、部局内委員会があり、多くの案件。
その後、雑務多く、日曜の学会研究会での報告準備や部局叢書の校正作業が続いた。帰路、叢書の校正原稿は、中央郵便局に寄り、投函。帰宅は、遅くになった。路面は、凍ってつるつるだ。
1月22日(土)空港へ行く前に、大学で学会プロジェクト研究会の報告資料を印刷しに立ち寄る。駅と大学の往復、最短時間の印刷と気ぜわしい。何とか、快速電車の時間に間に合う。
この日は、いつものように、新千歳-羽田、モノレール,JRを乗り継いで日本青年館に向かう。千駄ヶ谷から東京体育館、国立競技場を抜けて行くが、明治公園では、高校生たちが振り付けの練習をしている。雪のない、少し陽光のある路上を歩くのは気持ちが良い。救われる思いだ。
夕刻は、3月に行う、中央フォーラム(青年活動推進コーデイネータ養成事業)の運営協議会。日青協と研究者の事前の各地の事例調査の概要、日程、3月の中央フォーラムのプログラムの具体化をおおよそ確認し終了。
参加者は、日青協事務局メンバーと、Bさん、Yさん、Sさん、Tさん、Oさん、Aさんなどの研究者、実践家の委員メンバーだった。
会議終了後、9時過ぎに、別件での協議事項で、東京の社会教育関係の友人たちが日本青年館にやってきて、話し合う。(Uさん、Nさん、Aさん、Tさんたちだ)移動して青山近くで懇親し、散会。用件は、民間の教育研究団体の1つの役職を引き受けてほしいということだった。僕の仕事がまた一つ増えることになったが、これは運動上、重要と思い了承する。
部屋に戻ると、中央フォーラムの会議で一緒の札幌の青年関係施設の中心人物の1人であるAさんと同室。札幌での運動や、状況について、多くのことを話し合う。
1月23日(日)
東京在住の息子に連絡を取ろうとするが多忙のようで、この日も時間の調整は無理であった。午前は、日本青年館で幾つかのメール上のやりとり仕事。
午後は、社会教育学会プロジェクト研究「労働の場のエンパワーメント」研究会での報告と討議であった。明治大学が会場。この日は、10名余程度の出席だったが、主宰する関西のKO大学のHoさん、事務局のHIさん、Tさん、TOさん、この分野のベテランのT先生などが積極的に発言された。また、小生の報告への多くの意見をいただいた。後半は、このプロジェクト研究の方向や課題を討議した。
終了後、フライト時間の関係で、懇親会は遠慮して、空港に向かう。この日は、定刻の出発で、雪の影響はなかった。東京と千歳との温度差は10数度、やはり北海道は寒く、雪道が凍り付き、足下不如意だ。この日は札幌の自宅への帰宅は、夜10時少し前だった。一泊二日とはいえ、3つの用件をこなし、長距離の移動はだんだんきついと感じる。体の芯から疲労が出てくるようだ。
1月24日(月)
体がきついので、大学に行く前に、近くのフィットネスクラブで体を動かして、代謝を活発にして、身体的精神的疲労のストレスから脱却するよう試みる。この日は、エアロバイク、ステップマシーン、多種類の筋トレマシーンを使った後で、水泳。最後は入浴。エネルギーを発散して、やや心も体もすっきりする。
大学に出て、博士後期課程進学予定の院生の相談と指導。その後、部局内関連の同僚支援業務だが学外での用件があり、雪道を30分ほど車を走らせて、出向く。待ち時間を含め、意外と時間がかかった。終了後、買い物をして帰ると、帰宅は7時近くになった。
(文末にも書いたが、失態話がこの日は最後にあった。この日の夕刻に九条の会事務局会議があったのだ。しかし、このときは、それをすっかり失念していた。しかも、気づいたのは翌日の今日のこと。ああ・・・)
今週末は、金曜に、インフルエンザで発表が延期になった大学院生の修論審査、教授会がある。
土日は科研とその他の研究会で、名古屋と東京での仕事で再び週末出張だ。
残された原稿もたまってきた。これは、四の五の言わず、淡々、粛々と仕事をするのみだ。
<閑話休題>
昨夜は、寝る前に、再放送だろうが、故井上ひさしのボローニャ紀行のTVプログラムを見た。
2004年3月8日に放送された作品のアーカイブだったようだ。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090403090030150/
眼の付け所、取材ノートの書き方など、作家井上ひさしの面目躍如の感があった。まだ、お元気な姿が画面に出ていて、抑制と知的好奇心が混じり合った独特の語り口に引き込まれた。
なお、ボローニャに関しては、井上ひさしは、題名も『ボローニャ紀行 』(2008)とした本を刊行している。これは、2004年の取材をもとに『オール読み物』に連載したものを単著にしたものだが、TVプログラムに通じるものがあった。
p.s.
恥ずかしい失態。この間予定管理で、失敗2件、一つはダブルブッキング、もう一つは失念。(後者は、この数年いくつかあって恥ずかしい。)前者は、学会報告日にも絡んで、穴があったら入りたい気分。
手帳管理のみならず、PCの予定表にも書き込んでいるのだが、時々そのチェックから漏れたり、思い込みだったり、チェック忘れからくる失態がある。
埼玉時代、車で道に迷って(ナビも携帯ももっていない頃)、公民館の講座の時間にたどりつけず、翌週もう一回出かけることになっての、方向感覚鈍感症候群?(「方向音痴」という言葉は今は使わないかな?)の「迷誉」を思い出した。時間感覚鈍感症候群?にならないように、なんて・・・ああAlas!
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