先週末も目が回るくらい忙しかった。それにいくつかの僕のドジさも手伝った。要領が悪いのは、イヤになる。
2月18日(金)
韓国訪問関係のツメやその他の雑務で午前は追われる。午後は教授会。
教授会は長引いた。ここでは内容は省く。予想外のこともあって、いささか気を引き締めてあらたな役割を考えることになった。
終了後、翌日の弁護士会主催のシンポのための準備を再度チェックするが終わらない。帰宅後もこの作業が続いた。
2月19日(土)
北海道弁護士会主催の「緊急教育を考えるシンポジウム」がもたれた。この間の道教委の「教員の服務調査問題」、「「違法行為」に関する道民の情報提供制度」がはらむ憲法的問題性、教育法学的問題性、そして何よりも子どもと教員に対していかなる問題が進展しつつあるのかを浮かび上がらせる企画であった。僕は、シンポジストの一人。1時半開始だが、シンポジストは、11時から打ち合わせだ。事前に内容の問題性が共通に確認され、この日のシンポの意義が自覚された。
弁護士会の若手の方々、中堅の方々の労を厭わない準備に感服。シンポジストは、弁護士会の憲法委員会の役員、憲法学のOさん、ジャーナリストのKさん、それに僕だ。司会進行は、弁護士会のSさん。最初に会場参加者の共通理解をはかるために、弁護士のTさんが要領よく分かりやすいスライドを用いた報告がなされた。その後、シンポジストの報告と討議が始まっていった。会場には、予想以上に多くの参加者がつめかけた。用意した350部の資料がなくなるくらいだ。椅子が足りずに、会場は250人以上が座り、立っている方も多かった。用意された資料も1事実関係、2意見書関係、さらに北海道弁護士会の意見書が配布され、資料に基づき、事実と論点が明確になる丁寧で分かりやすいものであった。
時間は、あっという間に過ぎていき、いくらか延長されたがだれることはなかった。会場には持続的で集中された討議公論空間が生み出されたと、僕には思えた。上記は、地元新聞の翌日の記事だ。
終了散会後、シンポジストや若手弁護士会の方々との懇親会があったが、僕は学会の東京での日韓シンポ参加のため失礼して空港へ急いだ。(後ほど聞くと懇親会では出席した若手弁護士スタッフ23人全員が発言され、大変い盛り上がったとのこと。その場の雰囲気を味わいたかったものだ)
フライトは、新千歳-羽田間、順調だった。この日は、翌日の日韓シンポ会場近くにとホテル選んでとってあった。それで、疲れや時間の関係もあって、空港からホテルまでの移動では、いつものように鉄道乗り換えにせずに、リムジンバスにしたアイデアは良かった。ところがだ。着いて見ると全く違う場所だ。ああ、例によってドジだ。おっちょこちょいだ。「Tセンター行き」に乗らなければならないのに、予定時間より早く来た「Tプラザ行き」に乗ったのだ。Tが同じ名前だったのではやとちりしたのだ。結局、Tプラザ駅から私鉄とJRを4回乗り換えてTセンター駅に移動するはめになった。alas!
ようやくホテルにたどり着くと夜の12時過ぎだ。入浴を済ませると、疲れがどっと出て、本来予定していた作業はできるわけもなく、ベッドに直行であった。
2月20日(日)
社会教育学会の日韓シンポは昨年、韓国で第1回、今年は日本で第2回目。首都大学東京のNさんなどが中心になって、精力的に準備していただいた。韓国からは35人の参加者があり、日本からも70人の参加があり、盛り上がった内容であった、あいにく、前日の参加ができなかったが、報告集は充実していたものであった。
この日の会場のシンポは多民族・多文化教育を中心としたものであった。
参加できなかった昨日のシンポは、生涯学習理論動向や、職員養成問題、実践課題の相互の交流が中心であった。
日本社会教育学会会長、韓国平生教育学会副会長のSさん、Kさんの閉会挨拶。
この日は、韓国の方々と昼食を共にして、散会。僕は、今度は間違えずに羽田行きのリムジンバスに乗ったが、今度は空港に早く着きすぎた。かなりの時間を待って、フライト。その間に、pcを開いて仕事と思うと肝心なノートを持ってきていなかった。これまた2度目のドジ。材料がないと書けない。結局、ひたすら眠って時間を過ごした。この日の帰宅は相当に遅い時間となった。
2月21日(月)
明日からの韓国訪問への雑務、打ち合わせが続いた。合間に、叢書の校正、小さな会議、電話、来客などで、日中は終わった。
なお、この日は、大学院合格者の発表。我がグループの修士、博士後期課程の受験者は幸いに全員合格。嬉しいものである。韓国から戻っての26日にゼミ総括後、卒業、修了、合格祝賀打ち上げを行う予定である。
夕刻は、「こどけん」例会。残った仕事のことを考えると、気があせるが仕方ない。内容は、意味あるものであった。多くの質疑をした。参加者は10人くらいで、盛り上がった。が、容赦なく、時間は過ぎた。9時過ぎに散会。
帰路に郵便局に寄り校正ゲラを送付。
残った仕事が多い。我が要領の悪さ、ドジさにいらだってもしようがない。
日々、少しずつとは思えど・・・・非力を感ずることが多い毎日だ。
日韓シンポでの韓国のYさん。Yさんとは、公州大学訪問協議で、24日に再び会うことになっている。
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