連休も終わりだ。
今年は、連休前は風邪気味で、仕事をする連休にせず、思い切って小旅行もした。後半は、やや普通のテンポに戻り、はかどらないが仕事を再開した。
今日は、夕刻に、休日のいつものように犬の散歩につきあった。今日は暖かだ。近くの道沿いも公園内も、花の咲き誇る候になった。園芸市が行われていて人出も多い。偶然、職場の若い同僚にも犬連れで出会った。こういうこともあるのだろう。
ここのところ、専門分野や社会面ではなく、やや花鳥風月的世界に癒しをもとめ、中でも花ばかりを書くのもいささか恥じらうところであるが、許されたし。
花々を見ると利尻・礼文・稚内などよりも成長の早さを感じるのは、北の札幌ではあっても、それらの地よりも南に位置し、やはり遙かに暖かいからだろう。
「エゾエンゴサク」も大きい。(間違いでした。ムスカリという花です。http://plaza.rakuten.co.jp/sai3212/diary/200702260000/
Iさんから初歩的な間違いを指摘いただきました。ありがとうございました。)
下の紫色の野草はまだ名前が分からない。図鑑などで分かり次第書き込もう。
しかし、これから開くという八重桜もある。
シローは散歩の時は元気だが、7歳になった。老壮期に入りつつあるのも確かだ。
幼少期は、北陸の暮らしだった。北海道よりは早いとはいえど北陸も遅い春だ。花々の開花、虫や蝶の出現を待ちかねるように野に飛び出した日々だった。少年時に、親の転勤に伴って太平洋側に転校し、日本海側とは異なる、早春-春爛漫-初夏のくっきりした流れのダイナミックスを存分に味わった。そして、後に外国の春夏秋冬も知った。それから幾年月がすぎたことか。
そして、我が個人の思いを越えて、我らの先人の春はいかばかりだったか。そのようなことも思う。
遅き日のつもりて遠き昔かな (与謝蕪村、1775・安永4年、60歳)
今回もたくさんの写真に感激です。
こうした記録は、本当に貴重ですね。
いつも楽しみにしています。
投稿情報: mameko | 2009年5 月 7日 (木) 00:06
なんだか脱力的文章が続きました。これも悪くはないのですが・・・仕事が始まるとしばらくは、花と自然の世界とのおつきあいは遠のき、社会的時間が詰まっていきそうです。
投稿情報: 北の光 | 2009年5 月 7日 (木) 09:27