先週末は、社会教育学会6月集会があり、2週連続の週末出張であった。横浜国立大学が会場校であった。横浜国立大学は、今回初めて伺ったが、緑の多いキャンパスであったが、いささか交通の便は良くない位置にあった。その週末は横浜市内のホテルは満杯で、結局東京・品川での宿になった。首都圏の交通事情を考えると文句をいえる距離ではないが、近いとはいえ、夜遅く戻り朝は比較的早くに出る日程はややつらいものがあった。横浜市内のホテル満杯の理由は、多分、横浜港開港150年祭とか、人気グループのライブ公演や他の大きな学会があったことの人出の影響らしいが、良くは分からない。
今回の6月集会にあわせて、編集に関係している本の編集会議ももたれた。また長野県阿智村で行っている現代生涯学習研究セミナーの次年度に向けた運営委員会も初日の夜に行った。番外では、夜には、息子と会う時間もつくり、食事を共にするなど結構忙しい日程でもあった。
6月集会プログラムの中では、学校・家庭・地域連携に関する全体研究のシンポジウムや、メンバーとして関係しているプロジェクト研究としての教育法体系の再編と社会教育・生涯学習の変容に関するシンポジウム検討があった。最終日午後には、そのことに関わってのこれまたこの秋の大会と、年報の構成案などについても検討をした。
2つのシンポジウムでは、教育基本法13条の解釈や社会教育法改正の意味、新たな学校支援地域本部の位置づけなどを巡って、僕もいささか考えるところを質問し、意見も述べた。学会なので闊達な議論は不可欠と思うので発言もするのだが、他方では、もう少し寡黙に聞くだけの方が良いのかなと、いつも悩んでしまうのも、僕の人間のできていない至らなさなのだろう。
全日程を終えて、横浜駅で、Nさん、Iさん、O先生とでちょっと行こうということになって入った店は、おいしかったがやや割高かな?というお店だった。
結局、列車と飛行機、その前後の待ち合わせ時間、さらに列車、地下鉄と乗り継いで、札幌の家にたどり着いたのは結構遅くなって午後11時近かった。さすがにくたびれ果てた。2週連続の首都圏出張も、月曜日朝からの講義もあり、さらに続けて1週間しっかりと講義、演習とそれの準備、委員会等の会議、自主的研究会、論文作成など、びっしり日程が詰まっていることもあり、疲れがたまる一方だ。どこかで余裕をもつ工夫が必要なのだろうな。
月曜夜は、一日の多くの作業を終えてから、夕刻に学生、院生とのコンパであった。わいわい議論したのは、まあ息抜きには丁度良いのかも知れない。
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