岩見沢のバラ園のフラワーショップで求めたユリの花が開花し、ひっそりとした玄関を飾っている。
水曜日の午前の大学院授業後、午後の時間帯は、この地の毎年11月にもたれている合同教育研究集会の分科会共同研究者や世話人の会合があった。数十名の参加者があり、24の分科会、記念講演、特別講演や課題別集会の柱が検討された。僕も、一つの分科会を担当しているのと、この集会全体の世話人でもあるので出席した。集会の持ち方についてのいくつかの検討事項や、実際の分科会の準備の実務作業を行った。夕刻終了後、函館の短大に就職したS君が、一つの分科会準備にやってきたので、一緒に一杯ということになった。S君は僕の研究グループの出身だ。同僚のUさんも同行した。近くのビアガーデンで、ドイツフェアをしていているので、そこでドイツソーセージや酢キャベツなどとともに、ビールでのどをうるおした。ただし、まだこの地は寒い。しばらくすると冷えてきたので、場所を移し、沖縄料理店に移動した。色々な話が出て愉快であった。
帰宅後、この日は家人が留守の日だ。翌朝にかけての家事仕事と朝の犬の散歩、ゴミ出しその他は、当番だ。今年から、ゴミの分別が厳しくなった。悪いことではない。朝方、散歩前に有料ゴミ用の袋をだして生ゴミを処理する。ゴミ集積所にはネットが張ってあるが、用心しないとカラスの執拗な攻撃を受けるので、丁寧にネットを戻しておく。
木曜は、午前の大学院の授業とその他の実務作業だ。学部のゼミは先週に終えたので、午後には時間がとれた。昼には、紀要に投稿するDC終了研究者のMさんの指導教員としての内容確認とサインを行い、日本教育学会の地区別活動報告、夏の信州阿智村での社会教育全国集会の分科会のレポートとりまとめ、校正の残っていた原稿の朱入れ、生協旅行部からの8月中旬の韓国調査のチケット受け取りなどをこなす。この日は、PD(Professional Development)に関する国際シンポが行われているはずだが、授業やこうしたこなすべき事務の関係で出席はままならなかった。夕刻前には、組合関係の執行委員会としての多様な情報が入っていてそういう書類や情報にも目を通しておく。こういう作業を始めるときりがないので、思い切ってこの日は、5時頃に、早めに大学を出た。空を仰ぐと、久しぶりに、夏らしい青空だ。風も心地よい。この地の初夏も終わりだ。
大学院ゼミで、夏休み前から、三つ目の文献である、下記の英国の戦後大学発展の歴史を読んでいるが、その中で登場する60年代のロビンズ報告は、このLSE(London School of Ecomics)の重要なキーパーソンの一人であるライオネル・ロビンズの手になるものだ。読み出すと面白い。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。