10月31日から、英国リーズに、高等継続教育および成人教育・生涯学習調査に来ています。
以下は、Yさんに送信したメールで近況を書いたもの(10月31日)
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Yさん
当方、この1週間はハードでした。
先々週10月23-24日は、全大教関連の会議が土日と2日間ありました。
週明け後は、英国行きの訪問先の最終的ツメの幾多のやりとり、打ち合わせ、
大学での講義・演習などをこなしたうえで、多様な仕事関連の調整通信、
26日火曜日にはパレステイナからの短期滞在の研究者Rさんの受け入れと
それにともなう各種手続き業務と通常講義で一日暮れました。、
10月27日には午前の大学院演習の後は、年休をとって労働委員会での当局への組合からの不当労働行為への救済申し立ての第一回審問(道庁別館労働委員会)の参加と対応でした。僕は組合側の補佐人です。ただし、出番はありませんでしたが、2人の組合側の証人の支援です。この日は34人もの方々が支援に来てくれました。なお、この救済申し立てには、合同法律事務所の弁護士の方々に全面的に関わってもらっています。3人の弁護団の中には、Nさん、Sさん、Mさんにも参加いただき、多謝です。
27日の夜は、徹夜をして、さらに翌日28日には、体調不良もありましたが、グループの同僚に院と学部の演習のことはお願いして、1日をかけての原稿書き(長く書き継いできた懸案の2つの論文の最後の仕上げ)でした。原稿を送り終えてほっとしました。体調は消耗と寝不足で最悪でしたが、気分はやや軽くなりました。まだいくつもの仕事が残っていますが、それもやるしかありません。
29日は院生研究会(中国留学生のRさんの報告)と校務の後で、大学で翌日の報告の準備(これまたこの2週間準備してきたもの)と印刷。大学を出たのが午前1時。細君が大学で倒れているのではと心配(冗談)してというかあきれていました。
翌日、10月30日には、日本科学者会議(JSA)北海道支部主催の北海道科学シンポでの報告「アカデミックキャピタリズムと大学評価文化を超えて」を無事終えました。学術振興会の歴史的性格と役割の分析、小樽銭函海岸に建設予定の大型風力発電施設の環境破壊の多角的分析報告、民主党の農業政策の批判的検討などが、同じ時間帯での報告でした。それぞれに興味深い内容でした。遅い昼食後には 宮崎の口蹄疫の講演や懇親会が午後過ぎから予定されていましたが、僕は失礼して、英国行きの土産その他の買い物に走り回りました。その日遅くにパッキングをして、翌日朝が早いので、寝る前に最終的なチェックをしていると明け方近くでした。我ながら、まったくの綱渡りの日々を泳いでいる状態です。
そして、10月31日に、英国調査に出向いてきました。
自宅-地下鉄-札幌-(JR)新千歳(空路)-成田乗り換え(空路-ロンドン・ヒースローー地下鉄移動(ヒースロー-キングスクロス)、鉄道移動(キングスクロス-リーズ)、タクシーと乗り継いでホテルに着くのに、家から出て実に24時間以上過ぎていました。北海道から欧州に来るのは、やはり長旅です。疲れますね。
英国は10月30日からサマータイムを終えて、ウインタータイム(1時間前に時計をずらす)になっています。
調査参加者は、今晩は5人でした。2人の院生、M君、S君、それに同僚のMさん、R大学のAさん、それに僕です。明日は通訳のAさんが加わります。彼女には、記録上、正確なものが必要なのでお願いしています。5人で寝る前に、軽い打ち合わせを、僕の部屋でしました。成田空港の免税店で買ってきた、逸品の麦焼酎で乾杯です。明日以降の成果を互いに期しました。
その後、シャワーを浴び、ベッドで寝転ぶともう睡魔でダウンです。今は、ちょっと目が覚めて、メールチェックしたところです。
これからもう一度眠ります。
長々と、自分のことばかり書きました。それではまた。
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